2021年9月18日土曜日

ニューヨークの科学映画祭"Imagine Science Films"で短編部門の審査員を務めます

【お知らせ】10月開催のニューヨークの科学映画祭、Imagine Science Filmsで、短編部門の審査員を務めます。今年のラインナップとスケジュールが発表されています!

この映画祭は、科学と映画の世界を大胆に繋ぐことを目的のひとつとしていて、審査員のメンバーも、アーティストや映画監督でありながら、原子物理学や環境哲学の学位を当たり前のように持っていたりするので、どんな議論ができるのか、今からとてもドキドキしています。

https://www.imaginesciencefilms.org//ny14/jury-awards

この映画祭は学際的なコラボレーションの場としても機能していて、映画館、大学、美術館など様々な場所で発表が行われます。2008年から始まったまだ若い映画祭ですが、サイエンス・ニューウェーブの流れを汲んで、科学と映画の配信プラットフォーム「Labocine」や、科学者、映画監督、教育者、編集者やプログラマーなどを繋ぐコミュニティサイト「Habitat」、科学者と映画監督の公募によるコラボレーション企画「Symbiosis」など、新しい試みを次々と行なっていて、その速度感には目を見張るものがあります。

第14回目となる今年のフェスティバルのテーマは "RESISTANCE"。私たちは今、抵抗が日常生活の一部になっているような時代に生きています。ミクロからマクロまで「抵抗」という行為を探求します。映画、インスタレーション、ハイブリッド作品、方法論、その他のあらゆるジャンルの、常に科学の物語の境界を押し広げ、サイエンス・ニューウェーブの精神を受け入れている作品を取り上げます。

映画祭は10月15日から22日まで開催されます。米国外から視聴できるオンラインのプログラムもあるようなので、ぜひご注目ください!

Imagine Sience films

https://www.imaginesciencefilms.org/

Labocine

https://www.labocine.com/

Habitat

https://www.labocine.com/habitat

Symbiosis

https://www.imaginesciencefilms.org/ny14/symbiosis-2021


2021年9月7日火曜日

「ナイト・シュノーケリング」記事掲載

 

NYのジャパン・カッツで上映された日本の実験映画プログラムに関して、リチャード・グレイが記事を書いてくれています。

Japan Cuts 2021: experimental short films – The Reel Bits https://thereelbits.com/2021/09/06/japan-cuts-2021-experimental-short-films/

「実験映画とは何か?誰もが携帯電話を手に取り、窓辺のハエに思いを馳せることができる時代に、この言葉は、全く新しい方法で限界に挑戦する映画に使われる傾向があります。」

「世界の大部分がパンデミックによる規制のために旅行できない状況が続く中、吉開菜央と仲本拡史の『NIGHT SNORKELING』は、浮遊する生物と世界が画面いっぱいに映し出され、ほんの少しの間だけ逃避できる禅の機会を提供してくれる。パンデミックの中での旅ほど、実験的なものはないだろう。」

荒木悠「蜜月旅行」、Masami Kawai「ZONA」、千阪拓也「こちら放送室よりトム少佐へ」、小野ハナ「IN A MERE METAMORPHOSIS」、キム・ハケン「RED TABLE」、田中功起「Reflective Notes (Reconfiguration) 」、幸洋子「June 4, 2020」、吉開菜央、仲本拡史「ナイト・シュノーケリング」(言及順)

2021年8月30日月曜日

逗子アートフェスティバルでインタビューを受けました

 

逗子アートフェスティバルの広報チームに、インタビュー記事と動画の制作をしていただきました。あまり誰かに話したことのなかった、作家になったきっかけや、今年の「らせんの映像祭」のことなどについて話しています。

インタビュー記事

インタビュー動画


後から思い出したのですが、開眼したきっかけになったヤモリのくだりは、ロンボク島ではなく、ミヤンマーのサンドウェーでの出来事でした。どちらも思い出の深い場所です。

記事制作は福井優花さん、動画制作は本藤太郎さんです。他にも阿部真璃奈さん、たかけろさんにも関わっていただいています。ありがとうございます。

逗子アートフェスティバルはほとんどが市民によるボランティアで成り立っているのですが、今年は広報チームがとても積極的に活動してくれています。noteでは他にも、ZAFに関わる人々がたくさんインタビューされているので、そちらもぜひ読んでみてください。

今年の「らせんの映像祭」は12月3,4,5日(金土日)に開催します。池亜佐美さん原案のアニメーションワークショップ、展示チケットも先行販売を開始しました。

ワークショップ以外の中身は検討中の部分も多いのですが、展示、上映、パフォーマンスなど、ウェブサイトに載っていない部分も含めて、今後公開していきますのでぜひご注目ください。

2021年8月19日木曜日

アカテガニ放仔観察会2021

 

8月21日(土)18時頃から、小網代の森のたくさんのアカテガニたちが子どもを海に放つ様子(放仔)をライブ配信します!申し込み(無料)は以下からお願いします。

https://ktm.or.jp/event/21p-26/?fbclid=IwAR0WIhDc-MUwX_Vend6pQf7PgKuYCm8mz4kLrUK1BsVo9I_McvJxZ-Ik3no

2021年7月24日土曜日

YCAM 搬入プロジェクト Do a Front 計画 記録映像公開!

これまで各地で幾度となく繰り返されてきたYCAM搬入プロジェクトの中でも、これ以上の回はないかもしれないと、渡邉さんに言わしめた、山口、Do a Front計画の搬入日の記録映像が公開されました。https://vimeo.com/showcase/8684753/video/578275305

2021年7月22日木曜日

Japan Cutsにて吉開菜央さんと共同監督した「ナイト・シュノーケリング」を上映

 

北米最大の現代日本映画祭、Japan Cutsにて吉開菜央さんと共同監督した「ナイト・シュノーケリング」が上映されます。8月20日よりNYで開催。上映されるのは知っている監督ばかりですが、長編劇映画からドキュメンタリー、アニメーションや実験的な短編映画まであり、こうした多彩なラインナップは日本ではみることのできないものです。どうやったら、こんなプログラムを組めるんだろう。Japan Cutsに感謝!

https://www.japansociety.org/arts-and-culture/films/japan-cuts-festival-of-new-japanese-film

2021年7月7日水曜日

Labocine7月号にて『鏡の森』配信中!

Labocine7月号「TRASH/TREASURE」にて『鏡の森』配信中です。ダナ・ハラウェイ、スラヴォイ・ジジェクやジェーン・ベネットらによるゴミ、腐敗、崩壊の哲学をきっかけに、コンポスト・シネマを考える特集号です。https://www.labocine.com/issues/trashtreasure

『鏡の森』は映像インスタレーションとして構想したものの、ひとまずシングルチャンネルバージョンとしてまとめた、未完の映像です。コンポスト・シネマとは言い得て妙な、樹海で過ごした1年を、さらに数年かけて、今まさに発酵させている最中、考え事にはぴったりな映画かもしれません。

概要:屑、破片、廃棄物、ジャンク、ポイ捨て、ゴミをどうすれば良いのか?汚染された地球上での生活を、どのように再構築すればよいのだろうか。エコフェミニストの理論家であるダナ・ハラウェイの"human-as-humus"という考え方は、私たちが踏みしめる大地や土と人間が、同じ語源を共有していることを思い出させてくれる。ハラウェイが主張するように「私たちはポストヒューマンではなくコンポストである」。コンポスト・シネマはどのようにしてゴミを宝の山に変えるのか?哲学者のスラヴォイ・ジジェクは、アストラ・テイラーの『Examined Life』で都市の埋立地を視察し「エコロジー」から原始的で牧歌的な意味合いを取り除く必要性を説いている。ジジェクやハラウェイ、そしてジェーン・ベネットなどのエコクリティックな人々は、気候変動という緊急事態の中で、ゴミ、腐敗、崩壊を再認識するよう促している。このフィルムコレクションは、いわゆる「死んだ物質」の生命力を認識し、自然/文化について知っていることを再処理することを私たちに迫る。(キュレーター:Jamie Uy)