2020年10月22日木曜日

「螺旋の映像祭」上映作品レビュー


菅原伸也氏に「螺旋の映像祭」上映作品のレビューを寄稿していただきました。一つ一つの作品を丁寧に論じてくださっています。メエルシュトレエムとは、エドガー・アラン・ポーの小説に出てくる巨大な渦巻きのことです。菅原さんによる思考の渦をぜひ体験してください。

論じていただいている映画は以下の順です。

仲本拡史『Lager Than Life』
玄宇民『逃島記』
山城知佳子『チンビン・ウェスタン 家族の表象』
久保ガエタン『My body is my laboratory』
荒木悠、ダニエル・ジャコビー『マウンテン・プレイン・マウンテン』
高田冬彦『Afternoon of a Faun』
金井啓太『追憶と槌』
吉開菜央『Wheel Music』
大西景太『14のカノン BWV 1078』

2020年9月6日日曜日

『螺旋の映像祭』申し込み受付開始!

 


10月10日(土)、逗子アートフェスティバル内で『螺旋の映像祭』を開催します。

映像の歴史は真っ直ぐではなく、社会や他の芸術分野に影響を与えつつ、螺旋状に拡がっていきました。様々な芸術的行為が混ざり合い、新たな創造に向かっていくような祝祭です。どなたでも楽しめるアニメーションやメディアアートの展示とパフォーマンス、現代美術の映像作品の上映があります。

螺旋の映像祭
日時:2020年10月10日(土)11:00-21:00(最終入場は20:30まで)
料金:展示・パフォーマンス 無料(要予約・当日申し込み可)、上映プログラム 各1200円(要予約・限定40席)
予約フォーム:https://sffes.peatix.com/
会場:逗子文化プラザ さざなみホール
   https://goo.gl/maps/hJy96oV3pPFbbLhD7

<スケジュール>
展示:11:00-13:30(入場は13時まで)
映像パフォーマンス:14:00-14:30
上映プログラム①:15:00-16:15
上映プログラム②:16:30-17:45
展示:18:00-21:00(入場は20時半まで)

<参加作家>
展示:池亜佐美、上平晃代、金井啓太、重田佑介+Zennyan、築地のはら、早見紗也佳、円香
パフォーマンス:本藤太郎、宮田涼介
上映:荒木悠、ダニエル・ジャコビー、大西景太、金井啓太、久保ガエタン、玄宇民、高田冬彦、仲本拡史、山城知佳子、吉開菜央 など

展示・パフォーマンス作家一覧
https://note.com/zushi_art_film/n/nf6d1a44e57f9

上映作家、作品一覧
https://note.com/zushi_art_film/n/nce856d26afa3

逗子アートフェスティバル公式ウェブサイト
https://zushi-art.com/

<メインビジュアルについて>
螺旋の映像祭のメインビジュアルは、葉山在住の映像作家、重田佑介のデザインです。螺旋の「螺」の字は「ニシ」とも読み、日本全国に分布している貝の「ニシガイ」や「ナガニシ」を表しています。海の町の逗子の雰囲気を取り入れています。

主催:逗子アートフェスティバル実行委員会
共催:逗子市/逗子市教育委員会
企画運営:逗子アートネットワーク(ZAN)/池子の森の音楽祭実行委員会/みんなでアート実行委員会/逗子アートフィルム
協力:アートテラスホーム株式会社/江ノ島電鉄株式会社
協賛:逗子文化プラザパートナーズ(株式会社JTBコミュニケーションデザイン/株式会社清光社/株式会社シグマコミュニケーションズ)/東京造形大学校友会

令和2年度 文化庁文化芸術創造拠点形成事業


2020年8月30日日曜日

逗子アートフィルム|沖啓介|現代美術オンライン特別講義#3|月は最古のテレビ

 


10月開催の「逗子アートフェスティバル2020」の一環で、現代美術の講義をオンラインで行います。講師として、エレクトロニク・アート、メディアデザイン、電子音楽、映像などの分野で、国際的に活躍するアーティストの沖啓介氏をお招きします。配信は逗子の映画館、シネマ・アミーゴから行います。

逗子アートフィルム 沖啓介 現代美術オンライン特別講義#3
「月は最古のテレビ」
講師:沖 啓介(アーティスト・東京造形大特任教授)
司会:仲本 拡史(映像作家)
日時:第3回 9月5日(土) 20:30~22:00
料金:各回 1500円
販売期間:当日19時まで
アーカイブ視聴期間:1週間
申込み方法:Peatixから購入。開催日までに、逗子アートフィルムから当日アクセスするZoomウェビナーのURLが届きます。
お申し込みはこちら→https://artfilm-oki3.peatix.com

▼第3回「月は最古のテレビ」
“Moon is the oldest TV.”と言ったのは、ビデオ・アーティストのナムジュン・パイク。東洋と西洋の思想を、テクノロジーでカットアップ、リミックスしたパイクの方法は、現在では西洋中心主義を超えた現代アートのあり方を先取りしていた。
初期のビデオアートを紹介しながら、自己表現手段やゲリラ的メディアとなったビデオ、巨大メディアとしてのテレビ、前世紀最後の10年に登場したインターネット以後の映像や情報、それらのあり方を多角的な視点で見ていきます。香港のヴィクトリア山頂で、なぜ人々は携帯電話ライトを世界に向けて発光させたのでしょうか。

ヴィデオ・アート

サンプリング/カットアップ/リミックス

沖 啓介 (おき けいすけ)
東京都生まれ。多摩美術大学美術学部彫刻科卒業。アーティスト、デザイナー、ミュージシャン。カーネギーメロン大学STUDIO for Creative Inquiry研究員を経て、作品発表、演奏、研究・論文発表、講演を国際的に行っている。エレクトロニク・アート、メディアデザイン、電子音楽、映像が専門分野。翻訳書に「ジェネラティブ・アート Processingによる実践ガイド」主な展覧会は、キャノン・アートラボ「サイコスケープ」、SMAAK(ボネファンテン美術館、オランダ)、「身体の夢」(京都国立近代美術館、東京都現代美術館)、「第一回横浜トリエンナーレ」、Medi@terra(ギリシャ)、「Art Scope」(インドネシア)、「Qi and Complexity」(北京)、「Global Players」(ドイツ、横浜)、「科学と芸術」展(上海)、越後妻有トリエンナーレ、Transmediale 2008(ベルリン)、第一回所沢ビエンナーレ、あいちアートの森(2010)、Mednarodni festivalスロヴェニア(2012)
ウェブサイト:http://oki.world.coocan.jp/

10月10日(土)『螺旋の映像祭』開催!
逗子文化プラザ さざなみホールにて

逗子アートフェスティバル公式ウェブサイト

主催:逗子アートフェスティバル実行委員会
共催:逗子市/逗子市教育委員会
企画運営:逗子アートネットワーク(ZAN)/池子の森の音楽祭実行委員会/みんなでアート実行委員会/逗子アートフィルム
協力:アートテラスホーム株式会社/江ノ島電鉄株式会社
協賛:逗子文化プラザパートナーズ(株式会社JTBコミュニケーションデザイン/株式会社清光社/株式会社シグマコミュニケーションズ)/東京造形大学校友会

令和2年度 文化庁文化芸術創造拠点形成事業

2020年8月23日日曜日

逗子アートフィルム|沖啓介|現代美術オンライン特別講義#2|アートが神経を持ったら


10月開催の「逗子アートフェスティバル2020」の一環で、現代美術の講義を3回に渡り、オンラインで行います。
講師として、エレクトロニク・アート、メディアデザイン、電子音楽、映像などの分野で、国際的に活躍するアーティストの沖啓介氏をお招きします。
配信は逗子の映画館、シネマ・アミーゴから行います。

逗子アートフィルム 沖啓介 現代美術オンライン特別講義#2
「アートが神経を持ったら」
講師:沖 啓介(アーティスト・東京造形大特任教授)
司会:仲本 拡史(映像作家)
日時:第2回 8月29日(土) 20:30~22:00 ※20時開始を予定していましたが、都合により20:30からの開始になります。
料金:各回 1500円
販売期間:当日19時まで
アーカイブ視聴期間:1週間(配信終了後、限定公開のリンクをお送りします)
申込み方法:Peatixから購入。開催日までに、逗子アートフィルムから当日アクセスするZoomウェビナーのURLが届きます。

▼第2回「アートが神経を持ったら」 8月29日(土) 20:00~21:30

▼第3回「月は最古のテレビ」 9月5日(土)20:30~22:00

第2回「アートが神経を持ったら」
1968年に開催された「サイバネティクス・セレンディピティ」展は、最初のコンピュータ・アートの展覧会。数学者ノーバート・ウィーナーが提起した動物と機械における制御と通信を扱った自動制御とフィードバックの論理をもとにした、工学、生理学を結ぶ「サイバネティックス」論にインスパイされたもの。ロボティクス、電子音楽、映像、詩、パフォーマンスなどのテクノロジカルな表現が見られる。それから半世紀経ち、21世紀に人工知能がもたらす芸術的インパクトに呼応する最新のピエール・ユイグ、ヒト・シュタイエル、イアン・チェンの作品までの流れを見ます。

サイバネティック・セレンディピティ

インタラクティブ・アート

美術手帖2020年8月号「ゲームxアート」 
イアン・チェンとの対談



沖 啓介 (おき けいすけ)
東京都生まれ。多摩美術大学美術学部彫刻科卒業。アーティスト、デザイナー、ミュージシャン。カーネギーメロン大学STUDIO for Creative Inquiry研究員を経て、作品発表、演奏、研究・論文発表、講演を国際的に行っている。エレクトロニク・アート、メディアデザイン、電子音楽、映像が専門分野。翻訳書に「ジェネラティブ・アート Processingによる実践ガイド」主な展覧会は、キャノン・アートラボ「サイコスケープ」、SMAAK(ボネファンテン美術館、オランダ)、「身体の夢」(京都国立近代美術館、東京都現代美術館)、「第一回横浜トリエンナーレ」、Medi@terra(ギリシャ)、「Art Scope」(インドネシア)、「Qi and Complexity」(北京)、「Global Players」(ドイツ、横浜)、「科学と芸術」展(上海)、越後妻有トリエンナーレ、Transmediale 2008(ベルリン)、第一回所沢ビエンナーレ、あいちアートの森(2010)、Mednarodni festivalスロヴェニア(2012)
ウェブサイト:http://oki.world.coocan.jp/

10月10日(土)『螺旋の映像祭』開催!
逗子文化プラザ さざなみホールにて

逗子アートフェスティバル公式ウェブサイト

主催:逗子アートフェスティバル実行委員会
共催:逗子市、逗子市教育委員会
協賛:東京造形大学校友会
企画運営:逗子アートネットワーク(ZAN)/池子の森の音楽祭実行委員会/みんなでアート実行委員会/逗子アートフィルム

令和2年度 文化庁 文化庁文化芸術創造拠点形成事業

2020年7月31日金曜日



逗子アートフェスティバル2020の一環で、現代美術の講義を3回に渡り、オンラインで行います。
講師として、エレクトロニク・アート、メディアデザイン、電子音楽、映像などの分野で、国際的に活躍するアーティストの沖啓介氏をお招きします。
配信は逗子の映画館、シネマ・アミーゴから行います。

逗子アートフィルム 沖啓介 現代美術オンライン特別講義#1
「ウェットウェア、ドライウェア」
講師:沖 啓介(アーティスト・東京造形大特任教授)
司会:仲本 拡史(映像作家)
日時:第1回 8月22日(土) 20:30~22:00
料金:各回 1500円
販売期間:当日19時まで
アーカイブ視聴期間:1週間
申込み方法:Peatixから購入。https://artfilm-oki1.peatix.com
開催日までに、逗子アートフィルムから当日アクセスするYoutube Live、限定公開のURLが届きます。

▼第2回「アートが神経を持ったら」 8月29日(土) 20:00~21:30

▼第3回「月は最古のテレビ」 9月5日(土)20:30~22:00

第1回「ウェットウェア、ドライウェア」
ウェットウェア:自然脳による生物システム
ドライウェア:人工能による機械システム
フィルムは液体を通す化学処理で表現する濡れたメディア、ビデオは映像を記憶媒体にデータとして記録する乾いたメディア。
映画誕生前史には生物的な観察が重要な役割を持ち、映画表現の受容と解釈には、脳と知覚の理解が必要。
フィルムのノイズは、フィルム面を傷つけるスクラッチ、磁気媒体のノイズは、伝達系のトラブルによるグリッチ。実験映画、ミュージック・ビデオ、グリッチ・アートでの映像ノイズ表現、日本文化に見られるノイズ嗜好などを検証し、われわれはなぜ認識エラー、システムエラーにつながるノイズに惹かれるかを考察します。

沖 啓介 (おき けいすけ)
東京都生まれ。多摩美術大学美術学部彫刻科卒業。アーティスト、デザイナー、ミュージシャン。カーネギーメロン大学STUDIO for Creative Inquiry研究員を経て、作品発表、演奏、研究・論文発表、講演を国際的に行っている。エレクトロニク・アート、メディアデザイン、電子音楽、映像が専門分野。翻訳書に「ジェネラティブ・アート Processingによる実践ガイド」主な展覧会は、キャノン・アートラボ「サイコスケープ」、SMAAK(ボネファンテン美術館、オランダ)、「身体の夢」(京都国立近代美術館、東京都現代美術館)、「第一回横浜トリエンナーレ」、Medi@terra(ギリシャ)、「Art Scope」(インドネシア)、「Qi and Complexity」(北京)、「Global Players」(ドイツ、横浜)、「科学と芸術」展(上海)、越後妻有トリエンナーレ、Transmediale 2008(ベルリン)、第一回所沢ビエンナーレ、あいちアートの森(2010)、Mednarodni festivalスロヴェニア(2012)
ウェブサイト:http://oki.world.coocan.jp/

逗子アートフィルム公式ウェブサイト:https://artfilm.jp/
逗子アートフェスティバル公式ウェブサイト:https://zushi-art.com/

主催:逗子アートフェスティバル実行委員会
共催:逗子市、逗子市教育委員会
協賛:東京造形大学校友会
企画運営:逗子アートネットワーク(ZAN)/池子の森の音楽祭実行委員会/みんなでアート実行委員会/逗子アートフィルム

令和2年度 文化庁 文化庁文化芸術創造拠点形成事業


2020年7月8日水曜日

ぴあフィルムフェスティバルの入選作品が決定しました!


ぴあフィルムフェスティバルの入選作品が決定しました!
佐藤美代さんからバトンを受け継ぎ、アワードの選考委員を務めました。
今回初めて知ったのですが、ぴあフィルムアワードはジャンル不問、年齢制限なしの映像コンテストです。例年の傾向から応募作は劇映画が多かったのですが、実験的な映画やドキュメンタリーの応募もあって嬉しかったです。これからますます多様な映画が応募されることを期待しています。

審査のために、3月から6月にかけて毎晩、映画を見続けました。僕は応募総数480本のうち137本、計100時間ほどを担当しています。選考委員は15人で、1作品につき3人以上が必ず観るルールになっています。入選に至らなかった作品も含めて、語りたくなるような作品が多かったです。それぞれの選考委員の推しをアピールしながら話し合っていく選考会議は楽しさもありつつ、脳が溶けていくような時間でした。個人的には、第一印象のみで判断せず、作品の細部に宿るポテンシャルを見逃さないように心がけていましたが、それでも漏れてしまったものがあったかもしれません。
入選したどの作品にも選考委員の熱い心意気が込められているので、是非ともご覧になって感想いただけたら、報われる思いです。

「第42回ぴあフィルムフェスティバル」コンペティション部門「PFFアワード2020」入選作品発表!
https://pff.jp/jp/news/2020/07/PffAward2020_0708.html?fbclid=IwAR32iKqdPQNlHglHmQ2xy9pggCJW6IdVwXmlb6tdVkwC98GQqo7hwmbKdTQ

2020年4月5日日曜日

「不純物と免疫」展のカタログPDFとオーディオガイドを公開



2017年に参加した「不純物と免疫」展のカタログPDFとオーディオガイドの音源が、2年以上の時を経て公開されました。カタログの隠しテキストも公開されています。展覧会はその年限りですが、当時、キュレーターの長谷川新さんや、作家たちが思い描いていた問題意識は、時を経た今なお深まり続けていると思っています。
http://impurityimmunity.jp/accessory/#catalog